FPとして投資の話も少し扱ってるので、世界三大投資家さんの本を読んでみよう!と思い立ってジム・ロジャーズの本を読んでみました。
投資家としてひよっこ中のひよっこである私が読むにはスケールが大き過ぎましたが、参考になる箇所もありました。
それは自分自身の今後の行動と子供の教育。
投資の話じゃないかーいって感じですが(笑)
不安症なので、この本を読んで色々と不安にはなりました。
ただ、私自身経済史や景気循環論に興味があり、歴史は繰り返されると思っているので、歴史を根拠に書かれているこの本には説得力がありました。
今後の日本経済がどうなっていくのか?
そして、それに向けてどう行動していけばいいのか?
10代〜40代くらいまでで、将来や老後に不安を抱えている人にはオススメです。
お金の流れで読む日本と世界の未来
成功したければ 、将来を予測しなければならない 。
はじめにでジム・ロジャーズが語った部分です。
投資だけでなく、ビジネスにも言えることです。
重要なのは 、 「歴史は韻を踏む 」ということである 。これは作家マ ーク ・トウェインの言葉だ 。世界の出来事のほとんどは 、以前にも起きている 。
ジム・ロジャーズは過去の出来事を元にこれからの未来を予測しているのです。
表紙は予言となっていましたが、読み進めて予想の間違いだろうなと(汗)
この本の中で一番衝撃的な部分は
もし私が一〇歳の日本人だったとしたら 、日本を離れて他国に移住することを考えるだろう 。三〇年後 、自分が四〇歳になった頃には 、日本の借金はいま以上に膨れ上がって目も当てられない状況になっている 。一体誰が返すのか ─ ─国民以外 、尻拭いをする者はいない 。
さらに…
個人的に本当に好きで評価している国だが 、その日本が五〇年後か一〇〇年後には消えてしまうのは心から残念でならない 。なぜ消えると断言できるのか ?当然だ 。これだけ借金があり 、しかも子どもを作らないのだから 。私はこれだけ日本を愛しているが 、日本に住もうとは思わない 。借金と少子化 、この二つがシンプルな理由だ 。
相当悲観的!
50年後って私82歳!
長男52歳、次男50歳。
生きてますよね(汗)
ちなみにこの本、2019年1月に発売されました。
著者:ジム・ロジャーズとは?
まず、著者のジム・ロジャーズについてですが、世界三大投資家の1人です。
ちなみに、世界三大投資家とは、ジム・ロジャーズ、ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスの3名です。
ジム・ロジャーズは、エール大学・オックスフォード大学を卒業後、ウォール街で働き、その後ジョージ・ソロスと共にクォンタム・ファンドを設立し、10年で4200%という驚異のリタ ーンを叩き出した伝説の投資家です。
読んだ感想-日本だけで過ごしてはいけない-
先に引用した言葉通り、このまま日本だけで生活するのは危ないなと感じました。
と、言っても母国日本大好きだし、不安症の私としては外国に暮らすというのは今のところすぐに出来る事ではありません。
子供の頃、親戚が国際結婚して、そのお祝いで海外に行った時に日本と全然違う生活に衝撃を受けて海外への憧れを持ちました。
しかし、親戚も離婚して、さほど海外旅行もしないまま結婚。
結婚当初は余裕がなかったけど、いつか毎年海外旅行に行けるようになろう!と、新婚旅行のグアムで旦那と話し合い、実際にその6年後から毎年海外旅行に行けるようになりました。
しかし、その後妊娠、出産。
落ち着いたら息子連れて海外に…と思いつつ2人目妊娠してそのままです。
今までと違って子連れになるので、色々と大変にはなると思いますが、出産後思い切って海外旅行からスタートしよう!と思います。
本の中のこの言葉も響きました。
ラドヤ ード ・キプリングという 、一九〇七年にノ ーベル文学賞を受賞したイギリスの詩人がいる 。
彼の 「 T h e E n g l i s h F l a g 」という詩に 、こんな一節がある 。
W h a t s h o u l d t h e y k n o w o f E n g l a n d w h o o n l y E n g l a n d k n o w ?
「イギリスのことしか知らない人が 、イギリスの何を知っているというのだ ? (イギリス以外の国に行ったことがある人は 、行ったことがない人よりもはるかにイギリスのことを知っている ) 」という意味だ 。
ちなみに…我が家の旦那さんは新婚旅行で行ったグアムがはじめての海外旅行でしたが、長男が生まれてから仕事で海外に行く事が多くなり、今では年に4〜5回は海外に行ってます。
置いてかれると子育て大変ですが、どんどん慣れてもらって家族で行くときは引っ張って行ってもらおうと思います。
ちなみに、妊娠中の海外旅行は保険の問題があり、私はやめておくことにしました。
例えば、AIG損保の海外旅行保険なら妊娠22週までなら妊娠に関する異常も保険の対象となるのですが、23週以降は保障されません。
その他の保険では、妊娠中加入出来ても妊娠に関する事は保障がされません。
過去に海外で緊急出産して、日本円にして1億円以上請求された例もあります。(カナダ人がハワイで出産)
ハワイに旅行中の出産で、1億円を超す費用を請求されることに - ライブドアニュース
怖いのでやめておきます。
子供の教育について世界に目を向けるには?
子供がどう育って行くかは分かりませんが、親としては環境を整えることが大切かなと思ってます。
外務省が出した統計によると日本人の4人に1人しかパスポートを所有していないらしいです。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000447940.pdf
率で言うと25%くらいし持ってないってことですね。
先ほどのイギリスの詩人の言葉が本当ならほとんどの日本人は日本のことを良く知らない事になってしまいます。
私が子供にできる事は、海外へ行く事を当たり前にしてあげることでしょうか。
外国語も出来たらいいんですが、習得するのは彼ら自身なので、そこは強要せず、私自身が学んで見本を見せたいと思っています。
海外旅行だけでなく、親子留学や短期留学も視野に入れたいです。
その為に必要なこと…
経済力!!!
つまりお金!!!
日本経済の不安〜今の私が出来る事
何をするにもできる事をコツコツとです!
出来そうなことは、
1.日本で経済力をつける
2.外国語の勉強
3.海外旅行、海外留学で海外に行く事を当たり前にする
と、言うことです。
資産を作る基本は、稼いで投資をしていくことです。
子育て、妊娠で私自身の収益がかなり落ち込んでいるので、これをキッカケに収益を上げる事に再びチャレンジし、投資を加速さていきます!