私は周りに不登校だった事も、引きこもりだったことも公表しています。
そうすると必ず『なぜそこから脱出出来たの?』と聞かれます。
不登校、引きこもりから脱出した方法
まずは引きこもりからの脱出をしました。
学校に行かないというのは、『いけないこと』というのが私の中にあったし、親からもかなり厳しく言われました。
しかし、親が認め始めて少しづつ変わりました。
一番は、父親から『一日一回は最低家を出なさい』と言われたことが大きかったです。
学校に行かない=悪いこと=誰にも会いたくない
に、なるんですよね。
なので、人を避けるために引きこもりになるんです。
私は知り合いを避けるために、みんなが学校に行ってる間散歩したり、買い物に行ったりしました。
親から万が一補導されたら迎えに行くから、安心して外に出なさいと言われてました。
結局一度も補導されずに済みました。
まず一人でも自分を肯定してくれる人がいる、そして味方になってくれる人がいるという安心感。
さらに、安心して外出出来る環境。
が、引きこもりからの脱出に繋がりました。
不登校からの脱出
まずは、親が役所に相談に行き、適用指導教室を見つけてきてくれました。
これは市で運営しているものなのですが、不登校になった側が書き出さなければ、教えてはくれません。
しょせんその程度。
その頃には、外に出るのも怖くなくなったので、ふらりと時々通うようになりました。
そして、私友達に恵まれていたので、中学行ってなくても連絡をくれる友達が居たんです!
何度も断っても連絡をくれる良い友人達でした。
その子たちとはボチボチ交流しつつ、適用指導教室に通う日々。
それだけでも大進歩なんですが、私の人生を決定的に変えたのは、適用指導教室で出会ったカウンセラーの先生。
その先生が凄く私を信用してくれて、色々話してくれて、救われただけじゃなく、その考え方とかもかっこ良くて、『私この先生みたいにカウンセラーになりたい!』って思ったんです。
ただ、それだけ。
その憧れで将来が見えて、劇的に変わりました。
その後、3ヶ月くらい必死で勉強して公立高校に合格して、大学に進学。
結局、高校3年で進路変更したけど、それまでのモチベーションはその先生のようカウンセラーになることでした。
未来の予測が出来れば人はやる気になれる
私、それまで将来の夢とか明確に決まってなかったなと今になっては思います。
でも、その先生に憧れてから、私の未来像が明確に見えて、やるべき事が分かってきたんです!
子供に将来の約束をしても守れないのは、脳の発達が未発達というのもあるけど、未来が明確に見えないのではないでしょうか。
私達大人だって、お給料が出ないかもしれないけど、残業して仕事頑張って!
とか言われたら不安で集中出来ないし、やる気もなくなりますよね。
人生楽しいことばかり!と口で言ってて、毎日『しんどい…』って顔されてたら疑いたくもなりますよね。
なので、私は子供に未来予想が出来るように色んな経験をさせてあげたいと思ってます。
もちろん、親がさせてあげられるものには限界があります。
なので、一番は親自身が一番幸せになること。
そして、やりたいと思うことは叶うこと、どんな時でも幸せになれることを実践して見せていきます!
もちろん、時々辛いこともあるし、どうしようも出来ない困難にぶつかる事もあるというのも全部包み隠さず見せて行くつもりです。
やっぱり親の生き方が一番身近に見れるお手本!
子供に最高の未来を見せてあげられるように!